発炎筒は、運転中に発生した故障、事故等の緊急事態を第三者に伝えるために必要なアイテムで、道路運送車両法保安基準第四十三条の二に明記されています。また確実な性能を維持するため日本工業規格(JIS)D5711により、有効期限は4年と定められており、通常は助手席足元の収納スペースに収納されています。有効期限切れの発炎筒は、着火しなかったり、途中で炎が消えてしまったりする場合があります。
車内に閉じ込められた事故は年間2万件を超え、その死亡者数は年間400~500人にも達します。水浸約60cm(後輪が浮いた状態)では、水圧により自力でドアが開けられなくなる危険があります(セダンの場合)。万が一の備えとして、スーパーハイフレヤープラス+ピックを備えておくことが、お客さまの命を突然の事故から守ることにつながります。
スーパーハイフレヤープラス+ピックは、非常信号具である発炎筒に、緊急脱出用ガラス破壊具が付いたものです。交通事故、津波、台風やゲリラ豪雨による土砂災害などで水中へ転落し車のドアが開かなくなり車内に閉じ込められた場合に、サイドガラスを割って、車内から脱出する際に使用します。女性の力でも簡単にサイドガラスを割ることが可能な抜群の破壊力があります。交換後は、4年間メンテナンスフリーで、いかなる状況下でも使用できます。
STEP1 自動車は(状況や車種にもよりますが)水中に転落しても数分間浮いているので、その間に脱出する。
・自動車は一般的にエンジンのある方から沈む。
・開いている窓から水が流入する場合は、沈む速度が速い。
・転落した場合は、沈着冷静に行動することが重要。
・シートベルトは水中でも外せるので、転落時に負傷しないよう必ず着用しておく。
STEP2 窓が水面より上にあるうちに、シートベルトを外し、窓ガラスを開けて脱出する。
・電動式窓ガラスでも開かないとは限らないので、とにかく開けてみる。
・ドアは水圧のためほとんど開かないので、窓から脱出する。
・水中に沈んでからでは、脱出しにくい。
STEP3 窓ガラスが充分開かない場合、スーパーハイフレヤープラス+ピックをしっかり握り、
水面より上にある側面のガラスを、水平に力強く振り抜いて割って脱出する。
・スーパーハイフレヤープラス+ピックは車内に常備しておく。
・合わせガラス(フロントガラス、一部のドアおよびリアガラス)は、ヒビが入るだけで割れない。
・窓が水面より上にあるうちに割る。
・窓ガラスの破片を取り除き、切り傷に注意しつつ、仰向けになって背中から脱出する。
STEP4 窓から脱出できない場合は、車室内の水面が胸か首にくるまで待ち、
大きく息を吸い込んでからドアを開け脱出する。
・ドアは、車室内への水の流入によりドア内外への水圧差が少なくなると開けられる。
・電磁式ドアロックでも、各ドアにある手動のレバーやノブなどで解除できる。
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